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頑張って取り組んで最も無駄な時間って何?

 2024/01/24
コーチング

人生は何事も経験なので、基本的にはチャレンジして無駄なことはありません。でも、頑張れば頑張るほど無駄なことがひとつあります。

それは、他人を変えようと頑張ること。

自分と意見や価値観が合わなくてイライラ。そうなると、次の言動の多くは相手を否定して正そうとするになってしまいます。

でも、相手を正そうとしても大抵は煙たがられるだけですし、逆に自分が正されそうになっても嫌な思いをするだけだと思います。

今日は、そんな「他人を変えようとする」ことの不必要さに関してのお話しです。それでは、最後までお楽しみください。

自分と価値観が合わない人との付き合い方

自分と意見や価値観が合わない人と出逢った時、あなたはどうしますか?

その人と、この先どの程度の付き合いがあるかにより対応は変わってきますが、相手のことを変えようとしたことはありませんか?もしくは、相手から自分の考えを変えるような誘導をされたことはありませんか?

このやり方の方が良いのに…
その考え方は間違ってるのに…

なんて思うこともあるかと思います。

でも、自分と全く同じスピードで物事を考えたり行動したり、全く同じ価値観や思考を持っている人間は世界中どこを探しても誰一人としていません。だからこそ、十人十色で人との付き合いが楽しいとも言えます。

心に持っておくと便利な思考

では、自分の価値観と違う人と出逢った時に無意識に発動してしまう、「相手を変えようとする思考」。この思考が発動した時に便利な思考をご紹介します。

他人は変えられない
自分の価値観と全く同じ人間はいない

このことを心に置いておくと、他人に対するイライラや支配・コントロールしようと思う気持ちが軽減します。

人間はみんな、生まれた時期・育った環境・関わってきた人間などそれぞれ異なります。自分が持っている価値観は、育ってきた環境や関わった人達の影響が大きいので、親子・兄弟姉妹などの近しい身内同士でも、それぞれ価値観が異なっていて当然なんですね。

相手の価値観は受け入れても、自分が変わる必要はない

そしてもう一つ大切なことは自分が変わる必要もないと言うこと。

自分で嫌だと感じているクセや考え方で、自分が心から改めたいと思っていることは意識して改めたら良い。自分が変わる必要がないという意味は、周囲からどうこう言われたから、自分の本心ではないのに言われた通りの考え方に変えたり、自分の価値観を否定された時に自分は間違っているんだなどと思わないことです。

そして同じく、自分と価値観や考え方が違う他人がいても、否定したり改めさせようとしたりしなくて良いと言うことです。自分と違う他人の価値観を受け入れる心が、とても大切になってきます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のブログもお楽しみに!
 WRITER
  • 廣田 左希子
  • 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
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