「プレイヤータイプ」と「コーチタイプ」の違いは何でしょうか?
- 2023/08/05
- コーチング
こんにちは。CuoReleaseの廣田です。先日、クライアントの方よりこのようなご相談を頂きました。
「今度、社内の昇格試験を受けるんですが、ただでさえ自分は営業成績も良くないのに、部下達の成績も上げていけるとは思えなくて、自信がありません…」
この気持ちに共感される方も、たくさんいらっしゃると思います。しかし、自分が出来ないから部下に教えることも出来ないというのは、間違った思い込みです。
このような不安な気持ちへの対処法はどうしたら良いのでしょうか?それでは、本日も最後までお楽しみください。
組織の中におけるプレイヤーとコーチ、それぞれの役割とは?
プレイヤータイプの役割
自ら業務を遂行し、個人としての成果や目標を達成するのが得意な人は、プレイヤータイプです。スポーツでいうなら、自分で得点を決めるようなタイプの選手ですね。
また、点を取るのは必ず一人で、とは限りません。一緒に働く周りのメンバーと協力し、コミュニケーションを取りながら業務を上手に進めて成果を上げていく方も、プレイヤータイプと言えるでしょう。
また、点を取るのは必ず一人で、とは限りません。一緒に働く周りのメンバーと協力し、コミュニケーションを取りながら業務を上手に進めて成果を上げていく方も、プレイヤータイプと言えるでしょう。
コーチタイプの役割
個人ではなく組織としての成果や目標達成にやりがいを感じる方は、コーチタイプといえます。組織全体を見渡し適材適所に人(部下)を配置し、それぞれが成果を出せるようにサポートをするのが役割となります。
直接業務を遂行するのは、自分ではありません。
直接業務を遂行するのは、自分ではありません。
求められる役割が違う
自分の営業成績を上げるのと、組織としての営業成績を上げるのでは、やることが大きく異なります。
プレイヤーとして優秀な人が、必ずしもコーチとして優秀とは限りません。同様に、プレイヤーとして優秀ではなかった人が、コーチとしても成果を出せないとは限りません。
よくある失敗談として、プレイヤーとして優秀な人が、部下が自分と同じように動かないことに対して苛立ち、部下の気持ちを理解しようともせず上手に育成ができない、というパターンです。
プレイヤーとして優秀な人が、必ずしもコーチとして優秀とは限りません。同様に、プレイヤーとして優秀ではなかった人が、コーチとしても成果を出せないとは限りません。
よくある失敗談として、プレイヤーとして優秀な人が、部下が自分と同じように動かないことに対して苛立ち、部下の気持ちを理解しようともせず上手に育成ができない、というパターンです。
今後あなたを待っている仕事や役割を想像してみてください
あなたは社内の昇格試験を受けることになりました。
昇格試験に合格した後、あなたを待っている仕事、あなたの役割を想像してみてください。
今までは自ら成果を出していくことは苦手だったけれども、後輩や部下達の個々の強みを引き出し活かし、仕事へのモチベーションを維持するために彼らをサポートする。そして部下達の成果の喜びを共有する。
そんな自分の姿に、ワクワクしますか?
また、自らが経験してきた成果がなかなか上がらないことに対する悩み。
同じ悩みを持っている後輩や部下達の心の内や苦しみに、同じ経験してきたあなたであれば、声を出さずとも気付き、共感してあげることができるのではないでしょうか?
昇格試験に合格した後、あなたを待っている仕事、あなたの役割を想像してみてください。
今までは自ら成果を出していくことは苦手だったけれども、後輩や部下達の個々の強みを引き出し活かし、仕事へのモチベーションを維持するために彼らをサポートする。そして部下達の成果の喜びを共有する。
そんな自分の姿に、ワクワクしますか?
また、自らが経験してきた成果がなかなか上がらないことに対する悩み。
同じ悩みを持っている後輩や部下達の心の内や苦しみに、同じ経験してきたあなたであれば、声を出さずとも気付き、共感してあげることができるのではないでしょうか?
自分でも知らなかった自身の才能に出逢いましょう
今回は、クライアントからの「職場での自分のポジションが変わることへの不安」のご相談をお受けしたのでビジネスシーンを例に挙げて、プレイヤータイプとコーチタイプのお話しをしました。
このタイプ分けはビジネスシーンのみならず、家庭内や交友関係など日常でも取り入れることができます。
「私は〇〇が苦手だから、〇〇もできないだろう」
そんな思い込みは一旦脇に置いてみて、新しいことにチャレンジしてみてください。自分でも見つけられてなかった、あなたの「才能」と出逢えるかも知れません。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のブログもお楽しみに!
このタイプ分けはビジネスシーンのみならず、家庭内や交友関係など日常でも取り入れることができます。
「私は〇〇が苦手だから、〇〇もできないだろう」
そんな思い込みは一旦脇に置いてみて、新しいことにチャレンジしてみてください。自分でも見つけられてなかった、あなたの「才能」と出逢えるかも知れません。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のブログもお楽しみに!
WRITER
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- 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
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- 日本実務能力開発協会 認定コーチ
資格第COY-Ⅰ-221081号 - 上級心理カウンセラー資格
- 日本実務能力開発協会 認定コーチ
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