HOMEBLOG > 「ありがとう」言う場面でも「すみません」と言っていませんか?

「ありがとう」言う場面でも「すみません」と言っていませんか?

 2023/07/01
コーチング

こんにちは。
CuoReleaseの廣田です。
人から何かをしてもらった時など、本来は「ありがとう」と伝えるところを、「すみません」と言ってしまっていませんか?
もしくは、あなたの周囲にいつも「すみません」と言っている人はいませんか?
本来お礼を述べるシーンで、「ありがとう」ではなく「すみません」と無意識に言ってしまうタイプの方は、謙遜や控えめさをお持ちの方なのですが、実はそれだけではない、「過剰な自己責任感」を持っていることがあります。
また、言葉をかけられる方も「すみません」より「ありがとう」の方が、嬉しい気持ちがしますよね。
今回は、お礼を述べるシーンでも「謝罪の言葉を口にしてしまう」、そんな心理について書いていきます。

それでは、本日も最後までお楽しみください。

「すみません」と言ってしまうタイプの特徴とは?

本来お礼を述べるシーンで、謝罪の意を表す「すみません」と言ってしまう人のタイプとして、大きく下記4つの特徴があります。
①謙遜や控えめさ
②過剰な自己責任
③非攻撃的なコミュニケーションスタイル
④過度の謝罪
それでは、詳しく見てきましょう。

謙遜と他者重視

自分自身を押し出すことよりも相手を優先しようとする謙虚な性格を持ち合わせている可能性があります。
お礼を言う際にも、自分の存在や貢献を軽視し、相手への感謝をより強く表現したいと感じ、その表現方法として「すみません」と言う言葉を使ってしまうのです。
自分自身よりも相手の立場や感情に配慮し、相手を優先することを重視する場合があります。

過剰な自己責任

相手に対して感謝の気持ちを表す際に、自分自身の行動や存在について責任を感じる習慣をお持ちの可能性があります。
自分が受けた恩恵や援助に対しても、自分自身が迷惑をかけたと感じ、または自分は恩恵を受けるような人間ではないのにと捉え、それを謝罪する必要があると考えてしまうことがあるのです。

非攻撃的なコミュニケーションスタイル

相手とのコミュニケーションにおいて穏やかで非攻撃的な態度を持ち合わせています。
相手との関係を損なわないように心がけ、トラブルや論争を避ける傾向があるため、自然と謝罪の意を表す言葉を使ってしまうのです。

過度の謝罪

自分が相手に迷惑をかけたと感じる場面でも、実際には自分が謝罪する必要はない場合でも、謝罪をしてしまうことがあります。
相手との関係を重視し、和解や調和を大切にする傾向を持ち合わせているのです。

心からの「ありがとう」を口にしてみましょう

いかがでしたでしょうか?
「ありがとう」と言うシーンでも「すみません」と言ってしまう方の特徴として、過度に自分自身の存在を軽視していたり、自分のために周囲の人を動かしてしまった、という”申し訳なさ”や”過度な謙遜”を持ち合わせている場合があると言うことをご紹介しました。

もちろん、謙虚さや相手を重んじる気持ちはとても大切です。
しかし、本来お礼を述べるシーンで「すみません」と無意識に言ってしまう方はの潜在意識の中に「自分はこのような恩恵やサービスを受ける立場ではないのに」と、ご自身の存在を軽視する気持ちがある可能性があります。
何かをしてもらったり嬉しい気持ちになった時は、ご自身の存在を軽視する思考は一旦脇に置き、心から「ありがとう」と言ってみてください。

きっと、自分自身も相手の方も、とても素晴らしい心地良さと喜びを感じられるはずです。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!
 WRITER
  • 廣田 左希子
  • 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
コーチ紹介