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資格を持っていないから自信が持てない

 2023/03/01
コーチング

こんにちは。
CuoReleaseの廣田です。
前回、「資格を持っているのに自信が持てない」のお話しをしました。
努力してせっかく取得した資格ですが、
・周囲の人と自分を比べる
・完璧を求めている
・資格の取得自体が目的になっている
・自信がないから資格を取る
これらの理由により、「資格を持っているのに自信が持てない」というものでした。
今日は、「資格を持っていないから自信が持てない」のお話しです。

それでは、本日も最後までお楽しみください。

〝資格”の有無よりも、自分の能力や経験を信じることが大切

「自分は比較的器用な方で、苦手なこと以外はそこそこ出来るし、人に教えることもできます。
ただ、"資格"を持っている訳ではないので、自信を持って教えることができません」この様なお話しを伺うことが、よくあります。

資格が全てではない

確かに、資格がないことによって、自信を持てないという気持ちは非常に理解できます。
”資格"は、例えばその資格を証明する証明書やネームカードなど、何かしら物理的に証明できる物があります。
また、資格に合格するために知識や技術を磨き、努力してきたという自分への誇りもあります。
それらのような"明確に証明できる物"がないと、「十分な知識や技術を有していない」と感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、資格がすべてではありません。
自信を持つためにまず必要なことは、自分の能力や経験を認めることです。

自分の経験や知識に誇りを持つ

資格は、あなたがある分野に精通していることを証明するものですが、それがなくても、自分の経験や知識に基づいて行動することはできます。
自分の過去の成果や成功体験を振り返って、自分ができることを認識しましょう。
あなたの今までの経験は、あたなにしか理解できない、実にできないものです。
そこに自信を持って、あなたが提供できる知識や技術を他の人にシェアしてください。

自分自身を信じるとは?

それでは、"自分自身を信じる"とはどうすれば良いのでしょうか?
その手法として、先ずは"自分の価値観や信念を明確にする"ことに取り組んでみてください。
「自分が大切に思っていることは何だろう?」
「自分が得意だと思っていることは何だろう?」
その部分をじっくり整理し、それに基づいた行動を取ることを心がけてみましょう。
行動する時に大切なことは、自分の成功体験を思い出しながら「私ならできる!」と自分自身に言い聞かせながら取り組むことです。

"失敗"ではなく"経験"と捉える

そして、もうひとつとても大切なことがあります。
それは、"成功体験以外のことも思い出しながら取り組む"ことです
"成功体験以外のこと"とは例えば、"自分の思い描いている結果にならなかったこと"などです。
これを"失敗"と位置付けるのではなく"経験"と位置付けてみてください。
経験と位置付けるだけで、
「ならば、次はどうすれば良いかな?」
「前回の経験をどのように活かそうかな?」
と未来を向いた思考になることができます。

あなた自身の価値はとても高いものです

また、自信をつけるためには、新しいことを学び、スキルを磨くことも大切です。
資格を取得することができない場合でも、自己学習で、新しいスキルを習得することができます。
自信を持つためには、先ずは自分自身が"できること""知っていること"を大切に捉えてみましょう。
資格を持っていなくても、あなた自身は重要であり、あなた自身の価値はとても高いものなのです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!

WRITER

廣田 左希子

廣田 左希子SAKIKO HIROTA

  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
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