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人生マニュアルに従うより「自分の歩みブック」を大切にしよう

 2023/01/22
コーチング

こんにちは。
CuoReleaseの廣田です。


あなたは、「自分の人生マニュアル通りにならないな・・・」と感じたことはありますか?
人生マニュアル通りに生きなきゃ!などと思ったり。

ではもし人生のマニュアルがあるとしたら、どんなものでしょうか?
そもそも、「人生のマニュアル」はどこの誰が、何を決めたものでしょうか?
「どこの誰が造ったものかもわからない」ものに添って生きる必要はありません。
今日は、「自分の人生は自分で決める」ことの大切さをお伝えしていきます。


最後まで、お楽しみください。

マニュアルは「誰が行っても同じことができる」ために存在するものです

例えば、何かの機械・・
ここでは「ソフトクリームの機械」を例にあげてお話ししましょう。
(なぜソフトクリームの機械なのかと申しますと、私が若いころ働いていたお店にソフトクリームがあり、その機械を洗浄するのに洗浄マニュアルが必須だったからです)

ソフトクリームの機械を洗浄するには、機械メーカーさんが作成した「洗浄マニュアル」が必須です。
マニュアルに記載されている手順に添って洗浄を行わないと、機械が壊れてしまったりソフトクリームの味が落ちてしまったりします。
そして、マニュアルのもう一つの役割は「マニュアルに添って進めれば誰でも同じことができるようになっている」ことです。
これは、とても大切なことですよね。
そう、「誰が行っても同じようにできる」こと。
ここは、マニュアルがあって良かった!と感じる部分です。

それではあなたの「人生」はいかがでしょうか?

「人生のマニュアル」があったら、そのマニュアルに添い人生を進めていって、ここで右を向く、ここでは左を向く、ここでこのような判断をする・・・と、マニュアルの指示通りに行動していくことになります。
果たしてそのような人生は「自分の人生」と呼べるでしょうか?

マニュアルと似た存在で、「常識」があります

生きていると、時々で登場する「常識」と呼ばれている様々な言動や行動、物事の捉え方がありますよね。
その「常識」に添って行動することが苦手な方は、「自分は非常識な人間なのかなぁ」と心配になってしまうことがあるかも知れません。
でも決して、あなたは非常識なわけではありません。

もちろん、人様が不快に感じたり、人道に外れていることはしてはいけませんが、多くの人がこうするから自分もこうする、とか多くの人がこんな考え方だから自分の考え方も併せる、など「周囲に併せる」ことは過度にする必要はありません。

「常識」とは、例えば「Aという考え方ややり方」を選択する人が多いから、いつしか「A」が常識となり、「B」を選択した人は「常識から外れているよね」となっているのではないでしょうか。
ちなみに私は、「モラルがある、社会的ルールを守る」ことが「常識」ではないかと思っています。

自分だけの「歩みブック」を創っていきましょう

機械のマニュアルのように、「手順を守らないと壊れる」とか「マニュアルに沿って進めたら誰でも同じことができる」など、そのような仕組みは人生にはあまり必要がありません。
人生は、自分で物事を選択し試してみて、それが思うような結果でなくても、それは決して「失敗」ではなく、「経験」です。
その経験をたくさん積み上げていき、自分だけの「人生の歩みブック」を、人生を歩みながら創っていければ、そちらの方が自分らしい、楽しく充実した日々を送れるのではないでしょうか。

あなたの人生を豊かにするヒントは、あなたの中にあります

「人生はマニュアルに従うのではなく、自分の歩みブックを創っていく」
この捉え方のお話しはいかがでしたでしょうか?
自分の人生は誰が指図するものではなく、自分の人生で遭遇する選択は誰が決めるものでもありません。
あなただけの「歩みブック」を少しずつ育てていき、迷った時はご自身の「歩みブック」を開いてみてください。
きっと、あなたの歩みをさらに加速させてくれるヒントが、書かれているはずです。

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!
 WRITER
  • 廣田 左希子
  • 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
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