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人から裏切られた・・そんな時は、捉え方ひとつで裏切りではなくなります。

 2023/01/14
コーチング

こんにちは。
CuoReleaseの廣田です。
皆さんは、「人から裏切られた」と感じた経験はありますか?
「良かれと思ってやったのに、感謝されなかった」とか「思っていたような反応がかえってこなかった」とか。
時として、喜んでくれるかと思いきや逆に相手に嫌がられてしまったり・・・
そんな時は、「せっかくやってあげたのになぁ・・・」とがっかりしてしまいますよね。
でも実は、「裏切られた」ことも捉え方一つで、自分も相手もすごく楽な関係になれるんです。
今日は、そんな「本当にそれは裏切られたのかな?」のお話しです。

最後までお楽しみください。

それは、本当に相手からの「裏切り」ですか?

そもそも、裏切られたと感じる時はどんな時でしょうか?

・自分を信頼してくれていると思っていたのに、大切なことを自分に話してくれていなかった
・自分を信頼してくれていると思っていたのに、自分の元を去っていった
・一生懸命に相手に尽くしたのに、感謝されなかった(感謝が足りないと感じた)
・自分が思うような行動や言動を、相手がしなかった
色々なシーンがあると思いますが、今あげたような時に「裏切られた気分」になることが多いのではないでしょうか?

ここからが「捉え方」のお話しです。

上記の例に上げたシーンの時に「裏切られた気分」になるのは誰でしょうか?
そうですね、それは「自分自身」です。
ここから、少し厳しいお話しになるかも知れません。
そもそも、「裏切られた」ことは事実でしょうか?
・自分を信頼してくれていると思っていたのに、大切なことを自分に話してくれていなかった
・自分を信頼してくれていると思っていたのに、自分の元を去っていった
・一生懸命に相手に尽くしたのに、感謝されなかった(感謝が足りないと感じた)
・自分が思うような行動や言動を、相手がしなかった
上記のシーンは、実は「自分が勝手に期待していた」ことであり、相手が「裏切った」ことではありません。

自分と全く同じ価値観の人間はいない

そうなんです。
自分が一方的に「こうなって欲しい」と期待をし、その自分の期待に沿った反応や言動が相手から返ってこなかった時、「裏切られた」と感じるのです。
これは、別名「支配欲」とも言い、相手を自分の思い通りにしたい、と思う欲の一種でもあります。
自分自身は、この世界にたった一人しか存在しません。
自分と似た考えの人や、似た価値観の他人はたくさんいるでしょう。
しかし、「自分と全く同じ脳」を持った人間は一人としていません。
自分の期待に忠実に応えてくれる他人はいない。
この現実を受け止めることができれば、例え自分の期待通りに他人が動かなくても、「裏切られた」と感じにくくなります。

相手から「裏切られた」と感じないポイントは・・・

①自分と全く同じ脳を持った人間はいない
②相手の考えや価値観を受け入れる
③相手はきっとこうするだろう、と思っていることは全て自分の「期待・希望」であると認識する
このポイントをおさえているだけでも、気持ちが大分楽になるのではないでしょうか?

裏切られたことは事実ではないのです

今回のテーマのまとめです。
「裏切られた」
これは、事実ではない!
自分の期待通りに相手が言動しなかっただけ。
そう捉えると、腹が立ったりがっかりしたり、そんな感情の起伏が起こりにくいのではないでしょうか?

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!
 WRITER
  • 廣田 左希子
  • 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
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