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【鎖につながれた象】にならないで!自分の限界は自分で決めている!?

 2021/08/20
コーチング

【鎖につながれた象】の寓話を聴いたことはありますか?

サーカス団にいる象は、小象の時から脚に鎖をつけられ、杭につながれている毎日でした。小象は、自由になりたくて何度も杭を抜こうとしましたが、まだ力が弱い小象には杭を抜くことができませんでした。

その後も何度もチャレンジしますが、杭は一向に抜けません。いつしか小象には、「杭は抜けないんだ、抜こうとしても無駄なんだ」との固定観念が植え付けられてしまいます。

やがて小象は成長し、立派な大人の象になりました。杭なんて簡単に引き抜く力も備わりました。

しかし、小象の時に「やっても無駄」という固定観念が付いてしまった象には、引き抜こうとチャレンジする意欲もなくなってしまっていたのでした。

自分の可能性を狭くしている固定観念

この寓話の象と同じように、人間も強烈な印象を受けたり体験したり、何度も同じことを繰り返したことは、自身の固定観念として身に付くことがあります。固定観念とは大辞林によると、

"心の中にこり固まっていて、他人の意見や周りの状況によって変化せず、行動を規定するような観念"とあります。

寓話の象も、小象のときに何度も杭を抜こうとしましたが、引き抜くことができませんでした。そしていつしか、杭は抜けないという固定観念が植え付けられ、再チャレンジする意欲もなくし、大人になっても杭に繋がれたままなのでした。

人も同じように、過去の経験により以前失敗したことには再度チャレンジしないという信念が固定観念として思考に染み付いてしまう場合があります。

人生のチャンスまでも逃してしまう固定観念

人間は、成功も失敗も過去の経験から学び、その結果を記憶します。その時に試した方法で、成功したことも失敗したことも記憶していて、その後同じことに直面したときに「再チャレンジするかしないか」を無意識に決定しています。

しかしその思考が、自分で自分の限界を決め視野を狭くしてしまいます。このような状態では、自分の人生に訪れるチャンスをも逃してしまう、大変もったいない状態と言えるでしょう。

その思い込みは事実でしょうか?

固定観念のせいで狭くなっている視野が、人生に訪れるチャンスをも逃してしまうとはどういったことでしょうか?

子供の頃に不味いと感じたピーマン

日常生活での些細なことで言うと、子供の頃に一度「不味い」と感じたピーマンを「苦手な食べ物」と認識し、それ以来ピーマンが入っている料理は一切食べていない…なんてことはありませんか?

子供の時の味覚と、大人になった今の味覚は同じでしょうか?同じかどうか、試してみましたか?

ピーマンを「苦手」と思い込んでいるせいで、今まで美味しい料理を食べ損ねていたり、仲間達との食事のひと時に水を差したりしていませんか?

大きな取引が問われるプレゼンテーション

また、人生が左右するような大きなことで言うと、

"職場で以前、大きな取引が問われるプレゼンテーションを担当したが、取引成立とならなかった。その後、再び会社から商談のプレゼンテーションのチャンスをもらった。このプレゼンテーションが成功すれば昇格できるチャンスだったが、前回の失敗により「自分には大きな取引を成功させる力はないんだ」と思い込んでおり、誰に相談するまでもなく断った。"

前回のプレゼンテーションでの改善点の洗い出しはしましたか?また、なぜ取引成立にならなかったかの認識はしていますか?(例えば、相見積もりを取られた、相手にとって今は取引のタイミングではなかった、など)

皆さんは、似たような例で思い当たる節はありますか?

過去の成功は「成長」。過去の失敗は「経験」。

小象の時に抜けなかった杭は、経験も力も備わった大人の象になった時は、抜くことができるのです。ただ、「小象の時に抜けなかったから、自分には抜けないと思い込んでいる」だけ。

体力は、ある一定の年齢をピークに衰えていくでしょう。しかし、歳を重ねる毎に、経験と知識は増えていきます。

【過去の経験は成長。過去の失敗は経験】

人間は日々生きていく中で、着実に経験を積んでいます。あなたの可能性は無限大。昨日の自分より、今日の自分が成長していて、明日の自分はもっと成長しています。

自分には抜けないと思い込んでいる「杭」を、もう一度引っ張ってみてください。今のあなたには、きっと抜くことができるはずです。
 WRITER
  • 廣田 左希子
  • 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
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