私はなんて自分勝手なんだろう…自分を責めてしまう原因とは?
- 2024/06/05
- コーチング
自分はなんて自分勝手でわがままなんだ。自分のせいで人間関係がうまくいかなくなった。
この様な責める気持ちを自分自身に持ってしまっていませんか?
今の自分、ありのままの自分に丸(まる)を出してあげられない。自分はダメだ、自分が許せない。
そんな気持ちを持ち、常に自分を責めてしまう原因とは何でしょうか?
あなたに非があるのではありません。物事の捉え方を少し変化させたり、自分で下す自分へのジャッジを減らすことで、自分を責める気持ちは軽減することができます。
自分を許してあげられない、7つの潜在的な原因
1. 過度な自己反省
自分の行動や言動を振り返る時、他者からの視点や他者の感情を気にしてしまい、自分のあの行動は迷惑だったかな、嫌な思いをさせてしまったかも知れない、と一方的に自己反省してしまいます。
もちろん、非常識な迷惑行動だったり、人を傷付けるような発言はいけません。
しかし、例えば他者から「迷惑だ」とはっきり言われたり、あからさまに不快な態度を取られない限り、他者にとって迷惑行動だったかはあくまでも自分の予想になるのです。
自分予想を全て悪い方向にもっていくことは、過剰な自己反省と言えるかも知れません。
もちろん、非常識な迷惑行動だったり、人を傷付けるような発言はいけません。
しかし、例えば他者から「迷惑だ」とはっきり言われたり、あからさまに不快な態度を取られない限り、他者にとって迷惑行動だったかはあくまでも自分の予想になるのです。
自分予想を全て悪い方向にもっていくことは、過剰な自己反省と言えるかも知れません。
2. 自己評価の低さ
自己評価が低いため、自分の行動や意思決定に対して自信が持てず、他者に対して悪影響を及ぼしたのではないかと不安に感じてしまいます。
潜在意識の根底に自分なんて…と言う自分を卑下する意識が、低い自己評価を生み出してしまっているのです。
潜在意識の根底に自分なんて…と言う自分を卑下する意識が、低い自己評価を生み出してしまっているのです。
3. 他者からの反応に敏感
他者の反応や評価に対してとても敏感で、たとえ些細な否定的反応でも自分の行動が悪かったせいだ、と捉えてしまいます。
これも、自分への自信の無さから周囲の目を過度に気にしてしまい、しかもそれを全て悪い方へ判断してしまうのです。
これも、自分への自信の無さから周囲の目を過度に気にしてしまい、しかもそれを全て悪い方へ判断してしまうのです。
4. 強い責任感
他者に迷惑をかけたくないという強い責任感が必要以上に大きくなり、少しでも他者に迷惑をかけてしまったと感じると、自己嫌悪に陥ってしまいます。
責任感を持つことはとても素晴らしいことです。でも、責任感=絶対に失敗をしてはいけない ことではありません。
責任感を持っている、先ずはその気持ちに丸(まる)を出してあげることが大切です。
責任感を持つことはとても素晴らしいことです。でも、責任感=絶対に失敗をしてはいけない ことではありません。
責任感を持っている、先ずはその気持ちに丸(まる)を出してあげることが大切です。
5. 完璧主義
自分に対して完璧を求めるため、少しでも理想から外れると自分を責めることがあります。
自分が設定した成果や状況に対し、完璧に達成できていないと全てをダメとジャッジしてしまうのです。
大切なことは、自分で目標を設定しその目標に向かい努力した、その自分を認め褒めてあげることなのです。
自分が設定した成果や状況に対し、完璧に達成できていないと全てをダメとジャッジしてしまうのです。
大切なことは、自分で目標を設定しその目標に向かい努力した、その自分を認め褒めてあげることなのです。
6. 過去の経験
過去に他者から自分勝手だと指摘された経験がトラウマになっている場合、それがその後の自己評価に影響を与えている場合があります。
ここでのポイントは、過去に他者から言われたこと、指摘されたことが正しかったのか誤っていたのかは別として、
「過去に自分勝手だと指摘されたことがある」
この事実だけを「事実」と受け止めることです。
人に指摘されたからといって、必ずしもその指摘が正しいとは限りません。あなたが自分勝手なのではなく、あなたは主張すべきことを主張しただけなのかもしれません。
ここでのポイントは、過去に他者から言われたこと、指摘されたことが正しかったのか誤っていたのかは別として、
「過去に自分勝手だと指摘されたことがある」
この事実だけを「事実」と受け止めることです。
人に指摘されたからといって、必ずしもその指摘が正しいとは限りません。あなたが自分勝手なのではなく、あなたは主張すべきことを主張しただけなのかもしれません。
7. HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)
HSPとは、生まれつき感受性が高く、環境刺激に敏感に反応する特性を持っている人のことです。これは疾患として診断されるものではなく、その人の気質・性質の問題で、約5人に1人、人口の15%-20%が当てはまると言われています。
深く情報を処理する能力や、空気を読む力に長けている一方で、周囲に過度に気を遣ってしまい疲れてしまう。人より「生きづらさ」を感じてしまう特性があります。
深く情報を処理する能力や、空気を読む力に長けている一方で、周囲に過度に気を遣ってしまい疲れてしまう。人より「生きづらさ」を感じてしまう特性があります。
7つの原因が当てはまる方は、気遣いができ過ぎる繊細さん
さて、自分は自分勝手なんだろうか…と自分を責めてしまう原因のお話しはいかがでしたか?
今回は大きく7つの原因を挙げて解説してきましたが、ここまで読んでくださった方の中には、既に気付かれている方もいらっしゃると思います。
今の自分に丸(まる)を出してあげられない人、自分の失敗を許せない人は自分に対して厳しく、他者に対して思いやりや気遣いを過度に抱いている方と言えますね。
自分に自信がないことに加え、他者に対して過度に思いやりや気遣いを持っているため、自分が発信する全ての言動を「自分目線」ではなく「他者目線」にしてしまっているのです。
そんなあなたはとても繊細で気遣いができる優しい人間です。
他者に向けている矢印を、自分の方に向けてみてください。他者ばかりを気にするのではなく、自分のことを気にしてあげてみてください。
「自分なんて」と思うのではなく「自分はどうしたいんだろう」と心の声を聴いてあげてください。
今回は大きく7つの原因を挙げて解説してきましたが、ここまで読んでくださった方の中には、既に気付かれている方もいらっしゃると思います。
今の自分に丸(まる)を出してあげられない人、自分の失敗を許せない人は自分に対して厳しく、他者に対して思いやりや気遣いを過度に抱いている方と言えますね。
自分に自信がないことに加え、他者に対して過度に思いやりや気遣いを持っているため、自分が発信する全ての言動を「自分目線」ではなく「他者目線」にしてしまっているのです。
そんなあなたはとても繊細で気遣いができる優しい人間です。
他者に向けている矢印を、自分の方に向けてみてください。他者ばかりを気にするのではなく、自分のことを気にしてあげてみてください。
「自分なんて」と思うのではなく「自分はどうしたいんだろう」と心の声を聴いてあげてください。
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ご相談やコーチングに関するご質問など、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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WRITER
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- 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
-
- 日本実務能力開発協会 認定コーチ
資格第COY-Ⅰ-221081号 - 上級心理カウンセラー資格
- 日本実務能力開発協会 認定コーチ
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