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自分の考えや想いが整理できる!アウトプットを上手に活用しよう

 2021/08/11
コーチング

皆さんは、日ごろからアウトプットすることを心がけていますか?
「アウトプットしてるよ!」という方も、「インプットはしてるけど、アウトプットはなかなかしない・・・」という方もいらっしゃることでしょう。
インプットした情報は、アウトプットすることでより明確で、記憶に残る財産となります。
今日は、そんなアウトプットの効果と重要性のお話しです。
それでは、詳しくみていきましょう。

アウトプットとは?アウトプットするとどんな効果があるの?

アウトプットとは?

アウトプットとは、もともとコンピューターの画面にデータを表示したり、印字したりすることですが、現在は「自分の中にある情報や考えを表に出すこと」として、学んだことを口に出して発信したり、感想を述べたりする意味で使われています。

アウトプットの効果

自分の考えや感想を口に出して人に伝えるアウトプットですが、「アウトプットは苦手・・・」と言う方は多いのではないでしょうか?
自分の考えに対し「反論されたり否定されたら嫌だ・・・」「感想を述べるのは恥ずかしい・・・」などの想いがあるうちは、わざわざ人に自分の考えを伝えると言う行為は抵抗があるかも知れません。
でも、アウトプットは【自分の頭や心の中を整理する大切な作業】なのです。
自分の想いや考えを口に出して人に聴いてもらうことで、頭の中でどんな考えがあるのか、心で本当に願っていることは何なのか、再確認することができます。
また、聞き手に意味や主訴が伝わるよう、分かりやすくアウトプットしようとすることで「伝える技術」も鍛錬されていきます。

アウトプットは自分の想いを現実化させる第一歩

例えば、あなたは社内でプロジェクトのリーダーに任命されたとします。
初めてのプロジェクトリーダーで、何としても成功させたいあなた。
でも、想いはあっても具体的な戦略が思い浮かびません。
そこで、ご自身のプロジェクトにかける想いを人に話してみましょう。
・今頭の中に漠然とあるアイディアはどんなものか
・プロジェクトが成功した先にはどんな良いことがあるのか
・プロジェクトの成功は、自分にとってどんな意味があるのか
これらを口に出して人に話すことで、頭の中でバラバラの状態で漠然としていた考えが整理されます。
また、自分の声が自分の耳に入り、自身の想いの確認作業と再決意を同時に行うことができます。
漠然としていたアイディアや想いが、口に出し人に話すことで初めてリアルなものと感じられるのです。

アウトプットは自分との約束を守るためにも大活躍!

アウトプットの大切さがお分かりいただけたでしょうか?
アウトプットは、仕事に関することだけでなく自分との約束、例えば
・ダイエットする
・時間を守る
・毎日読書する
など、習慣化したいけれどもなかなか続かない、といったことにも効果的です。
口に出して人に話すことで、「習慣化できた先にはどんな良いことがあるのか」が明確になるのはもちろん、「人に話したのでやり続けなければ自分の信頼度に影響する」という、「自分との約束」を守るためにとても力強い後押しをしてくれます。

WRITER

廣田 左希子

廣田 左希子SAKIKO HIROTA

  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
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