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”心遣い”を通りこして、”過剰に配慮”してしまう、その原因とは?

 2023/05/10
コーチング

こんにちは。
CuoReleaseの廣田です。
前回から、周囲に過度に遠慮してしまう原因とその対策に関してご紹介しています。
過度に遠慮してしまう原因は様々ありますが、ここでは一般的によく挙げられる原因を挙げて解説していきます。
さて、前回ご紹介した過度に遠慮してしまう原因は次の4つでしたね。
①自己劣等感
②過剰な配慮
③文化的・社会的背景
④トラウマ
今回は、②の過剰な配慮に関して詳しくみていきます。

それでは、本日も最後までお楽しみください。

過剰に配慮してしまう、一般的な4つの原因

周囲の人に対して過度に遠慮してしまう原因として、”過剰な配慮”が挙げられます。
日本人は、その国民性から周囲に対して細やかな配慮を得意としています。
”心遣い”なら素敵なのですが、全てのことに配慮をしすぎると、自身のストレスになってしまいます。
過剰に配慮してしまう原因として、一般的に次の4つの原因が挙げられます。
①承認欲求
②緊張や不安
③過去の経験やトラウマ
④文化や家庭の影響
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。


◆こちらも併せてご覧ください。

周囲の環境や人に対して過度に遠慮してしまう、その原因とは?

承認欲求

過剰な配慮は、周囲からの承認や肯定を得ようとする欲求から生じることがあります。
周囲に喜ばれたり、好感を持たれたりすることで自己価値を感じるため、過度に周囲の意見や要望に合わせようとしてしまうことがあります。
承認欲求は人間誰しもが持ち合わせている欲求ですが、自分で自身を承認してあげられるようになれば、徐々に自分の自信が芽生えてきます。

緊張や不安

特に自分の意見を述べるようなシーンで過度な緊張感を抱える場合、過剰な配慮が現れることがあります。
周囲との対話や関係において、誤解や批判を避けたり、嫌われないようにするために過度な気遣いをしようとしてしまうのです。
この場合も、先ずは自分に自信を持つことが大切です。
そして、”周囲の評価=自分の評価”との思い込みを手放すことも有効です。

過去の経験やトラウマ

過去に嫌な経験をしたり、トラウマを抱えている場合、周囲との関わりにおいて過剰な配慮が生じることがあります。
例えば、過去に人間関係で傷ついた経験がある場合、再び同じような状況を避けるために配慮しすぎたり、周囲に合わせようとすることがあります。

文化や家庭の影響

文化的な背景や家庭環境によって、過剰な配慮が求められる場合があります。
一部の文化や家庭では、周囲への敬意や礼儀正しさが非常に重要視されるため、過度な配慮が生じることがあります。
周囲へは、適度な心遣いを心がけることを意識し、過度な遠慮や配慮にならないようにしましょう。


ここまでにご紹介した原因はあくまでも一般的なもので、個人の状況や経験によっても異なります。
過剰な配慮をしてしまう場合は、自己認識や自己受容を促進し、自分自身のニーズや境界を尊重することがとても大切です。
適切な範囲で周囲とのバランスを取ることで、より健康な人間関係を築くことができます。

周囲に対して”遠慮”するのではなく”心遣い”や”思いやり”を意識しましょう

さて、過剰な配慮をしてしまう原因をご説明してきました。
あなた自身の価値や評価は、決して他人が決めるものではなく、あなた自身が尊重するものです。
「こんなことを自分が言う立場ではないな・・・」
「こんなことを自分が言う資格はないな・・・」
その思いはいったん脇に置いて、ご自身の気持ちを伝えてみましょう。
その気持ちを伝える時に、相手に対する”遠慮”ではなく”心遣い”や”思いやり”を持って接すれば、あなたの気持ちは必ず伝わります。

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!
 WRITER
  • 廣田 左希子
  • 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
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