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周囲の環境や人に対して過度に遠慮してしまう、その原因とは?

 2023/05/05
コーチング

こんにちは。
CuoReleaseの廣田です。
周囲の環境や人に対して、過度に遠慮してしまい自分が出せなかったり、そうは思っていないのに「私もそう思います」などと言ってしまうことはありますか?
日本人は特に、”謙虚” ”控えめ” を大切にする国民性があるため、周囲に配慮し遠慮することが日常になっていることがあります。
周囲や相手への心遣いのレベルで留まるのでしたら良いのですが、自分にストレスがかかる程の遠慮をしてしまうのでしたら、少し手直ししてあげるのが良いかも知れません。
今日は、そんな「過度に遠慮してしまう原因とその対策」について書いていこうと思います。
それでは、本日も最後までお楽しみください。

過度に遠慮してしまう、一般的な4つの原因

さて、過度に遠慮してしまう原因は個人によって様々です。
これから解説していく内容は、あくまでも一般的によく挙げられる原因です。
ご自身とぴったり合わないかも知れませんが、ご参考までにご覧くださいね。
主な原因は次の4つです。
①自己劣等感
②過剰な配慮
③文化的・社会的背景
④トラウマ
この大きな4つの原因を、1つずつ詳しく解説していきます。
今回は、①の自己劣等感に関してです。

自己劣等感とは?

まず、自己劣等感とは何でしょうか?
自己劣等感とは、自分と他人を比較して自分の方が劣っていると感じること、又は自分の理想と比較して自分は劣っていると感じることです。
自己劣等感は、あなたの中から出てきたものではなく、完全に外部からの影響により蓄積されるものです。
どんなことがあっても、あなたが他人よりも劣っていることなど、決してありません。

なぜ自己劣等感が起こるのか

それでは、自己劣等感が起こる原因を詳しくみていきましょう。
自分自身を劣った存在だと感じている場合、他人と比較して自分が優れていないと感じることがあります。
そのため、他人に迷惑をかけたくないと思って、過度に遠慮するようになってしまいます。
自己劣等感が起こる原因は、大きく分類すると次の3つです。
①成長期における負の体験
②両親や周囲からの否定的なメッセージ
③社会的圧力や比較意識

それでは、1つずつ解説していきます。

成長期における負の体験

成長期に周囲から否定的な言葉を投げかけられたり、失敗や失敗体験を重ねたりすることで、自分自身を劣った存在だと感じることがあります。
この状態が長期間続くと、自己劣等感が形成されることがあります。

両親や周囲からの否定的なメッセージ

両親や周囲から、自分自身を否定されるようなメッセージを受け続けることで、自分自身を劣った存在だと感じることがあります。
例えば、「あなたはダメだ」「こんなこともできないのか」といった否定的な言葉を浴びせられることが挙げられます。

社会的圧力や比較意識

社会的な圧力や比較意識によって、自分自身を劣った存在だと感じることがあります。
例えば、成功やステータスを求める社会で、自分自身が周りの人々と比べて劣っていると感じることが自己劣等感の原因になることがあります。


自己劣等感は、これらのような体験や環境によって形成されますが、一度形成されると、自分自身の思考や行動に大きな影響を与えることがあります。

あなたは決して劣ってはいません

さて、自己劣等感が生じる原因をご説明してきました。
お気づきの方もいらっしゃると思うのですが、自己劣等感は自らの中から発生するものではなく、周囲からの影響が原因となっています。
周囲の人だったり環境だったり、とにかく外部からの影響を自分自身で”負” と捉え、自分自身への”負の感情”を信じてしまっていることが主な原因です。
しかし、周囲の人のあなたへの評価や態度は、あくまでもその人だけの観点、価値観であり、あなた自身の本当の評価ではありません。
繰り返しになりますが、自己劣等感はあなたの中から出てきたものではなく、外からくっついてきたものなのです。
あなたは決して劣ってはいません。
自分自身を認め、自分自身に対して優しく接することが、自己劣等感を克服するための第一歩となります。

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過度に遠慮をしてしまう原因の1つ目、”自己劣等感”のお話しはいかがでしたでしょうか?
廣田左希子のnoteでは、「ポジティブマインド育成サロン」を展開しています。
幼少期に周囲の人間や環境から影響を受けることにより自己形成がされるため、成長期、特に幼少期の子供にかける言葉や態度、与える環境はとても大切です。
ポジティブマインド育成サロンでは、自尊心を持った人間に育てるために、子供の教育に本当に必要なものは何かを学ぶ、大人のためのコミュニティサロンです。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!

WRITER

廣田 左希子

廣田 左希子SAKIKO HIROTA

  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
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