不妊治療記録⑦ 不妊治療にかかる費用はどれくらい?費用工面の苦労
- 2021/04/22
- 不妊治療
不妊治療は「大金がかかる」イメージを持たれている方も多くいらっしゃると思います。
不妊治療は【必ず治療しなければ生命に関わる】ものではないため、【生きていくのに必要な保険制度】は一部適用されますが、大半は適用されません。
今回は、私自身が経験したことも含め、不妊治療にかかる様々な治療費について少しお伝えしようと思います。
尚、様々な処置費用や投薬費用は、クリニックごとの金額設定がありますので具体的な金額は記載を控えます。
詳細のご質問等は個別にお応えさせていただきますので、ホームページの【お問合せフォーム】からご連絡ください。
不妊治療はいくらかかるの?
不妊治療の大きな悩みのひとつとして、【治療費用】があげられます。
投薬も含め、不妊治療の大半の処置が保険適用外であるため、自費診療となり高額な費用がかかるのです。
人工授精はクリニックにより差異はありますが、だいたい15,000円~20,000円/回くらいです。
しかし、体外受精・顕微授精となると何十万円単位の費用が発生し、治療の種類によっては、トータルで何百万円という高額費用がかかってきます。
クリニックによって、クレジットカード支払いが可能な医院もあれば現金のみと言う医院もあります。
当然、治療にあたってくれる先生たちは、母体を最優先で可能な限り妊娠・出産を実現できるよう治療を進めるので途中途中で最も良い治療を選択していきます。
治療の選択により様々な追加費用が発生していくので、当初予測して準備していた治療資金が足りない、ということも珍しくありません。
追加の治療をするかしないかは、患者側にも選択権はありますが、「妊娠が期待できるのなら・・・」という想いで最終的には先生にお任せするようになっている方がほとんどだと思います。
投薬も含め、不妊治療の大半の処置が保険適用外であるため、自費診療となり高額な費用がかかるのです。
人工授精はクリニックにより差異はありますが、だいたい15,000円~20,000円/回くらいです。
しかし、体外受精・顕微授精となると何十万円単位の費用が発生し、治療の種類によっては、トータルで何百万円という高額費用がかかってきます。
クリニックによって、クレジットカード支払いが可能な医院もあれば現金のみと言う医院もあります。
当然、治療にあたってくれる先生たちは、母体を最優先で可能な限り妊娠・出産を実現できるよう治療を進めるので途中途中で最も良い治療を選択していきます。
治療の選択により様々な追加費用が発生していくので、当初予測して準備していた治療資金が足りない、ということも珍しくありません。
追加の治療をするかしないかは、患者側にも選択権はありますが、「妊娠が期待できるのなら・・・」という想いで最終的には先生にお任せするようになっている方がほとんどだと思います。
必死で工面する治療費用
不妊治療はには高額費用がかかる、と分かった上で治療をスタートしても、途中どんどん加算されていく費用に工面が苦しくなり、妊娠・出産を望んでいるのに悩みの大半が費用の件になってしまう方も多くおられるでしょう。
さらに、治療中に処方されるたくさんの薬や注射なども保険適用外のものが多くあります。
そんな中、薬を全て飲みきったら必ず妊娠出来るという保証もなく、本当に未来が見えない状況で治療に耐えていきます。
治療費も同様で、この治療や検査をしたら必ず妊娠出来る、と分かっていたら何とか資金を準備しますが、不妊は原因が分からないだけに「やってみなければ分からない」ことが多々あります。
私はトータルで3回採卵をしたのですが、1回目、2回目の採卵では残念ながら望む結果に至りませんでした。
始めての採卵では2回に分けて胚移植をしたのですが2回とも流産をしてしまい、身を裂かれる思いを経験しました。
それでも、もう一度チャレンジしたら赤ちゃんを授かることが出来るかも知れない、との想いが消えず必死で資金を準備し、2回目の採卵に臨みました。
工面して足りない分は将来のためにコツコツと貯めていた貯金を切りくずし、治療費にまわします。
「赤ちゃんを授かることが出来るのだったら、お金の問題ではない」との想いで必死で資金を工面するのですが、2回目の採卵は良い卵子が摂れず、胚移植をするさえも出来ませんでした。
さらに、治療中に処方されるたくさんの薬や注射なども保険適用外のものが多くあります。
そんな中、薬を全て飲みきったら必ず妊娠出来るという保証もなく、本当に未来が見えない状況で治療に耐えていきます。
治療費も同様で、この治療や検査をしたら必ず妊娠出来る、と分かっていたら何とか資金を準備しますが、不妊は原因が分からないだけに「やってみなければ分からない」ことが多々あります。
私はトータルで3回採卵をしたのですが、1回目、2回目の採卵では残念ながら望む結果に至りませんでした。
始めての採卵では2回に分けて胚移植をしたのですが2回とも流産をしてしまい、身を裂かれる思いを経験しました。
それでも、もう一度チャレンジしたら赤ちゃんを授かることが出来るかも知れない、との想いが消えず必死で資金を準備し、2回目の採卵に臨みました。
工面して足りない分は将来のためにコツコツと貯めていた貯金を切りくずし、治療費にまわします。
「赤ちゃんを授かることが出来るのだったら、お金の問題ではない」との想いで必死で資金を工面するのですが、2回目の採卵は良い卵子が摂れず、胚移植をするさえも出来ませんでした。
治療にあたる女性達が安心して仕事を継続できる世の中へ
そして不妊治療のもう一つの問題は、「治療にあたる女性達が仕事を継続しにくい現実がある」ということ。
不妊治療は頻繁に通院が発生し、さらに1回の受診で半日ほどかかります。
急きょ明日も来院しなければいけない、と言った状況も多々発生します。
そうなると、特にお勤めをされている女性達は都度で急きょ休みを取らなければいけなくなりますし、お仕事の都合でどうしても休みが取れない、といった状況もあるでしょう。
不妊治療をしていることを職場に伝えていない場合は、頻繁に休みを取ることに肩身の狭い思いをしてしまいます。
仕事も落ち着かない、だからと言って治療に専念する目的で仕事を辞めると、当然お給料がなくなりますので次は治療費の工面に苦労することになります。
この悪循環な流れが解消される手段を、何とか改善しなければいけません。
不妊治療は頻繁に通院が発生し、さらに1回の受診で半日ほどかかります。
急きょ明日も来院しなければいけない、と言った状況も多々発生します。
そうなると、特にお勤めをされている女性達は都度で急きょ休みを取らなければいけなくなりますし、お仕事の都合でどうしても休みが取れない、といった状況もあるでしょう。
不妊治療をしていることを職場に伝えていない場合は、頻繁に休みを取ることに肩身の狭い思いをしてしまいます。
仕事も落ち着かない、だからと言って治療に専念する目的で仕事を辞めると、当然お給料がなくなりますので次は治療費の工面に苦労することになります。
この悪循環な流れが解消される手段を、何とか改善しなければいけません。
WRITER
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- 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
-
- 日本実務能力開発協会 認定コーチ
資格第COY-Ⅰ-221081号 - 上級心理カウンセラー資格
- 日本実務能力開発協会 認定コーチ
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