完璧主義のメリット・デメリット、バランスの取り方
- 2023/03/26
- コーチング
こんにちは。
CuoReleaseの廣田です。
何か物事に取り組んでいる時、「いつまで経っても完成した気がしない」「一緒に取り組んでいるチームメイトの動きに不満を感じる」そう感じたことはありますか?
“完全な状態になってからでないと人に見せられない”
“何事も綿密な計画を立てないと着手できない”
この様なこだわりの思考をよく”完璧主義”と呼びます。
完璧主義は、決して悪いことではなく良い面がたくさんあります。
しかし、上記に挙げたように物事を進める動きに支障が出たり、周囲の人の動きに不満を感じて自分の心が落ち着かなくなってしまうのも問題です。
今回は、”完璧主義”の特徴、そして完璧主義のバランスの取り方のお話しです。
本日も最後までお楽しみください。
完璧主義思考のメリット・デメリット
完璧主義の方に多い思考や特徴を整理しましょう。
①生産性が高い
②成果物の質が高い
③自己管理能力が高い
④目標達成するための計画を綿密に立てる
⑤自分の能力やスキルの発見に長けている
大きく整理すると、このような特徴があります。
全ての特徴には、良い面(メリット)もありますし、弱い面(デメリット)もあります。
それでは、ひとつずつ詳しくみていきましょう。
①生産性が高い
②成果物の質が高い
③自己管理能力が高い
④目標達成するための計画を綿密に立てる
⑤自分の能力やスキルの発見に長けている
大きく整理すると、このような特徴があります。
全ての特徴には、良い面(メリット)もありますし、弱い面(デメリット)もあります。
それでは、ひとつずつ詳しくみていきましょう。
生産性が高い
完璧主義の方は、自分自身や周囲の方に対し厳しい基準を設けますので、計画を綿密に立てることができます。
そのために、課題やプロジェクトを完璧に仕上げるための努力を惜しまず、結果高い生産性を発揮することができます。
一方で、高い生産性を求め続けている状況では、時間やリソース(人材など)に対する圧力が高くなり、それによってストレスが生じることがあります。
長時間働いたり、休憩を取らなかったり、過剰な責任を負ったりすることのないよう、バランスを取ることを心がけましょう。
そのために、課題やプロジェクトを完璧に仕上げるための努力を惜しまず、結果高い生産性を発揮することができます。
一方で、高い生産性を求め続けている状況では、時間やリソース(人材など)に対する圧力が高くなり、それによってストレスが生じることがあります。
長時間働いたり、休憩を取らなかったり、過剰な責任を負ったりすることのないよう、バランスを取ることを心がけましょう。
成果物の質が高い
完璧主義の方は、自分自身や周囲の方に高い基準を設けますので、高い質の成果物を生み出すことができます。
細部にまでこだわり、品質を妥協することなく取り組みますので、信頼性の高い成果物を提供することができます。
一方で、成果物の精度にこだわり過ぎるあまり、過剰に時間を費やしてしまったり、リソース(人材や資金)をかけすぎてしまうことがあります。
また、成果物の質の高さは期待値の高さにも比例します。
そのため、プレッシャーを感じたりストレスを抱えたりすることにもつながります。
「質の高い成果物を提出しなければいけない」とあまり強く考え過ぎないことが大切です。
細部にまでこだわり、品質を妥協することなく取り組みますので、信頼性の高い成果物を提供することができます。
一方で、成果物の精度にこだわり過ぎるあまり、過剰に時間を費やしてしまったり、リソース(人材や資金)をかけすぎてしまうことがあります。
また、成果物の質の高さは期待値の高さにも比例します。
そのため、プレッシャーを感じたりストレスを抱えたりすることにもつながります。
「質の高い成果物を提出しなければいけない」とあまり強く考え過ぎないことが大切です。
自己管理能力が高い
自己管理能力が高い人は、自分自身をコントロールし、目標に向かって努力することができます。
自分の管理をしっかりできるため、計画的・効率的な行動を取ることができ、目標達成への確率が高まります。
また、自己啓発やトレーニングなど自己成長につながる学びを積極的に取り入れることができるため、自分自身を成長させていくことができます。
一方で、常に自分自身を把握しているため、自己評価が厳しい傾向になります。
自分自身に対して厳しくなり過ぎると、自分自身を責め過ぎてしまい、ストレスや不安を抱えてしまうことがあります。
自分で設定した目標や計画通りに進まなくても、自分を責めることなく楽しみながら取り組むことが大切です。
自分の管理をしっかりできるため、計画的・効率的な行動を取ることができ、目標達成への確率が高まります。
また、自己啓発やトレーニングなど自己成長につながる学びを積極的に取り入れることができるため、自分自身を成長させていくことができます。
一方で、常に自分自身を把握しているため、自己評価が厳しい傾向になります。
自分自身に対して厳しくなり過ぎると、自分自身を責め過ぎてしまい、ストレスや不安を抱えてしまうことがあります。
自分で設定した目標や計画通りに進まなくても、自分を責めることなく楽しみながら取り組むことが大切です。
目標達成するための計画を綿密に立てる
綿密な計画を立て、目標に向かって着実に進むことができます。
具体的なアクションプランを作成し、スケジュールに添って実行することができ、目標達成への確率を高めることができます。
また、綿密な計画を立てるので、何をいつやるべきかが明確になり、余計な時間や労力を費やすことが少なくなります。
一方で、予期せぬ事態や状況が生じた場合に、素早く計画を練り直すなどの柔軟性が不足することがあります。
また、綿密な計画を立てることは、時間とエネルギーを要します。
あまり多くの時間を費やすことで、実際の行動にかける時間が少なくなってしうまうことがあります。
計画を立てることはもちろん大切ですが、"計画を立てながら実行に移していく"ことも大切です。
具体的なアクションプランを作成し、スケジュールに添って実行することができ、目標達成への確率を高めることができます。
また、綿密な計画を立てるので、何をいつやるべきかが明確になり、余計な時間や労力を費やすことが少なくなります。
一方で、予期せぬ事態や状況が生じた場合に、素早く計画を練り直すなどの柔軟性が不足することがあります。
また、綿密な計画を立てることは、時間とエネルギーを要します。
あまり多くの時間を費やすことで、実際の行動にかける時間が少なくなってしうまうことがあります。
計画を立てることはもちろん大切ですが、"計画を立てながら実行に移していく"ことも大切です。
自分の能力やスキルの発見に長けている
自分の能力やスキルを発見することは、自己理解につながるため、自己成長につながります。
自分自身の強みや弱みを把握することで、課題を明確化し改善するためのアクションを起こすことができます。
また、自分の能力やスキルを知ることによって、自信を持って行動することができます。
自分の強みを活かすことができるため、自信を持って取り組むことができ、成果を出しやすくなります。
一方で、自分に対して厳しくなり過ぎることがあります。自分に厳しくなり過ぎると、ストレスがかかり気持ちが落ちてしまうことに繋がります。
また、自分の得意分野に偏ってしまい、新しいことにチャレンジすることが減ってしまうこともあります。
自分自身のスキルや得意分野を十分に把握した上で、新しいことにもチャレンジしていく姿勢が更なる自己成長に繋がります。
自分自身の強みや弱みを把握することで、課題を明確化し改善するためのアクションを起こすことができます。
また、自分の能力やスキルを知ることによって、自信を持って行動することができます。
自分の強みを活かすことができるため、自信を持って取り組むことができ、成果を出しやすくなります。
一方で、自分に対して厳しくなり過ぎることがあります。自分に厳しくなり過ぎると、ストレスがかかり気持ちが落ちてしまうことに繋がります。
また、自分の得意分野に偏ってしまい、新しいことにチャレンジすることが減ってしまうこともあります。
自分自身のスキルや得意分野を十分に把握した上で、新しいことにもチャレンジしていく姿勢が更なる自己成長に繋がります。
自分の思考を人に押し付けないこと、自分を追い詰めないことが大切
さて、"完璧主義"思考の良い面と弱い面のお話しはいかがでしたでしょうか?
ひと言で"完璧主義"と言っても、今回ご紹介した特徴以外にたくさんのメリット・デメリットがあります。
デメリットと言ってしまうと、マイナス要素に聞こえますがあくまでも「メリットをさらに良い方向にのばすために把握しておいた方が良い面」と捉えてください。
そしてもう一つ大切なことは、「自分の思考を人に押し付けないこと」「自分を追い詰めないこと」です。
ご自身のバランスが崩れそうになった時は、目を閉じて深呼吸を5回してみてください。
すっきり頭と心が整理され、冷静な気持ちで再スタートができるはずです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!
ひと言で"完璧主義"と言っても、今回ご紹介した特徴以外にたくさんのメリット・デメリットがあります。
デメリットと言ってしまうと、マイナス要素に聞こえますがあくまでも「メリットをさらに良い方向にのばすために把握しておいた方が良い面」と捉えてください。
そしてもう一つ大切なことは、「自分の思考を人に押し付けないこと」「自分を追い詰めないこと」です。
ご自身のバランスが崩れそうになった時は、目を閉じて深呼吸を5回してみてください。
すっきり頭と心が整理され、冷静な気持ちで再スタートができるはずです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!
WRITER
-
- 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
-
- 日本実務能力開発協会 認定コーチ
資格第COY-Ⅰ-221081号 - 上級心理カウンセラー資格
- 日本実務能力開発協会 認定コーチ
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