HOMEBLOG > 目標達成をしたい本当の理由とは?目標設定と精神的安定の関係

目標達成をしたい本当の理由とは?目標設定と精神的安定の関係

 2025/02/18
コーチング

2025年も早くも2月に突入しました。一年過ぎていくのはあっと言う間です。

「ああ、今年も自分は何も変わらずに過ごしてしまった…」

2025年を終える時、こんなため息は吐きたくないですよね。今日は、2025年の目標を立ててみよう、そんなお話しです。

実は、目標を設けることは日常生活を送る上で、精神的な安定ももたらせてくれるんです。更に、目標を達成したい「本当の理由」についても詳しくご紹介しようと思います。

目標設定が大切な3つの理由

自分はどこに向かえば良いのか=目標設定

皆さんの中には、

「今の自分と昨年の自分、全然変わってない…自分はいつまでこのままなんだろう…」

なんて不安や焦りを感じた経験がある方はいらっしゃいませんか?もちろん、変わらず日常を送れていることは素晴らしいことです。

しかし例えば、「あの人はどんどん成長しているのに自分は何やってるんだろう」と周囲と比べて自分の状況に焦りを感じたり、「自分はダメ人間だ」なんて自信を失う原因になっているのであれば、そこは解決していきましょう。

自分が今どこにいてどこに向かえば良いのか、どうしたいのかが分からず不安になる一番の原因は「向かう先」が決まっていないからです。

この「向かう先」が「目標設定」になります。

いつまでにそこに向かえば良いのか=達成時期

自分が目標とする地点に、いつまでに到達すれば良いのか?いつまでに到達したいのか?この部分も、とても重要です。

「いつか達成できればいいや」という気持ちがある内は、目標達成はまず叶いません。

期間がないと「いつかやろう」と思いながら先延ばしにしてしまう可能性が高いのです。行動に締め切りを設けることで、計画性や実行力を高めることができます。

また、目標達成の時間が決まると、逆算して「いつまでに何をすべきか」を明確にすることができます。大きな目標を小さなステップに分けて実行しやすくなり、進捗管理がしやすくなるのです。

更に、締め切りがあると「あと〇ヶ月で達成する」といった意識が生まれ、モチベーションが維持されやすくなります。緊張感が生まれることで、集中力が高まりやすくなるんですね。

「この日までに達成する」と決めることで、達成したときの充実感がより大きくなります。

期間内に達成することで「やり遂げた!」という成功体験になり、次の目標にも前向きになれるようになります。

向かった先に何があるのか=得られる感情

向かった先、いわゆる「目標を達成した先」には何があるのか。目標達成に向けて最も重要な部分です。

「目標達成した先」には何があるのかと問われると、もちろんその答えは「目標に設定したものがあります」になるでしょう。

さて、ここで考えていただきたいことがあります。

「目標に設定したもの」

何でも良いのですが、例えばここでは「6ヵ月間で5kgのダイエットに成功する」としましょう。

これまで解説してきた内容に当てはめると

「5kgのダイエットをする」が目標設定。

「6ヵ月間で」が達成時期の設定となります。

明確な目標も設定し、達成時期も明確に設定したあなたは、目標達成に向けて懸命に努力します。

そして6ヵ月後、5kgのダイエットに成功したあなたには目指していた理想の体型を手にしています。

「やった!今まで着ることができなかった服も着られるし、自信を持って外出したり遊びに出かけたりできる!」

ダイエットに成功して着てみたかった服、行ってみたかった場所など「あれもしたい、これもしたい」とワクワクすることでしょう。

あなたが本当に手に入れたかったもの

さて、ここでもう一度考えてみましょう。

あなたが本当に手に入れたかったものは何だったのでしょうか?

「理想の体型!」その回答ももちろん誤りではありません。

その一歩先を考えてみてください。あなたが本当に手に入れたかったもの、それはダイエットに成功して嬉しくて楽しくて自信に満ちた「感情」ではないでしょうか?

逆に途中で挫折して、全然痩せられなかった自分が抱く感情は

「やっぱり自分は意志が弱いんだ、何をしてもダメなんだ」

なんて自分責めをしてしまう感情でしょう。

自分を責め、自信を失うその感情を味わいたくないから、頑張れるのだと思います。

自分が手にしたい感情はどんなもの?

目標を持つ大切さ、目標設定がなぜ精神的安定を抱かせるのか、そして目標を達成させたいと思う「本当の動機」はご理解いただけましたでしょうか?

いつまでにどこに向かえば良いのか、そのゴールまでたどり着いたらどんな感情が待っているのか、どんな感情を感じることができるのか、このポイントをおさえながら生きていくと、漠然と過ごす時間が減り気付けば以前よりも成長した自分になれていることでしょう。

小さな成功体験を見逃さずひとつ一つ大切に拾い上げ、自分の中に落とし込んでいくことがあなたの自信を育て、手にしたい成果と共に感じたい「感情」も得られることができるのです。
 WRITER
  • 廣田 左希子
  • 廣田 左希子SAKIKO HIROTA
  • 日本実務能力開発協会 認定コーチ
    資格第COY-Ⅰ-221081号
  • 上級心理カウンセラー資格
コーチ紹介