目標を決める時の5つのポイントと成果が出やすい達成予測率は？

目標が決まり、自分の中でとても重要で必ず手に入れたい成果も明確になりました。
次は、その目標を達成する可能性は何%かを考えてきましょう。
①目標を立てる時の5つのポイントに沿って目標決定
②決定した期日に、目標達成をしている自分をリアルに想像する
③欲しかった成果を全て手にし、満面の笑顔の自分をリアルに想像する
④成果を手にするまでの努力の道のり、耐え抜いた自分をリアルに想像する
⑤もう一度、全力の努力の末に欲しかった成果を手にし、満面の笑顔で幸せに満ち溢れている自分を想像する
⑥さて、リアルに想像した自分が、現実になる可能性は何%だと感じますか？

明確に現実味を感じるのであれば100%、少し不安だが現実味を感じられるのであれば70%、不安の方が大きくて現実味が感じられないのであれば30%、まったく想像もつかないのであれば0%、という具合です。

実はここには、何%が正解というものはありません。
あくまでも自分自身が感じる感覚なので、高くても低くても全く構わないのです。
しかし面白いもので、目標に向かう時は達成予測が100%だと、逆に達成できないことがあります。
リアルに想像できる100%が一番良いのでは？と思うかも知れせんが、そうではないのです。
次の章でその心理を詳しく解説します。

実は、目標を一番達成しやすい成功予測は50%。
出来そうだけど、どうかな・・・出来るかな、難しいかな・・いや、出来るかな・・・
の状態が一番達成しやすいということです。
目標自体は曖昧であってはいけないのに、達成予測は曖昧の方が良いとは不思議ですよね。

30%以下だと目標が大きすぎて不安や恐怖を感じてしまいます。
よって、達成をイメージすることも難しくなります。
その場合は、達成日の期限を延ばすか目標数字を下げることを試してみてください。
反対に、70%以上だと達成までの道のりがある程度予測できていて、それほど大きな目標とは言えないことを意味しています。
その場合は、達成日の期限を前倒しにするか、目標数字を上げることを試みてください。

つまり、70%以上だと力を抜いて全力で努力しない。
30%以下だと非現実的過ぎてやる気を失い、これもまた全力を出すことをしない。
結果、どちらも達成に繋がらないということです。
50%が、全力を出せば達成できる！もう少しで望みがかなう！全力を出さなければ望みを手にすることはできない、と強く確信できる重要な位置なのですね。