「プレイヤータイプ」と「コーチタイプ」の違いは何でしょうか？

仕事でも、スポーツでも「プレイヤー」は必ず存在します。
プレイヤーとは、自ら動いて得点を取っていく人達のことですね。
スポーツで言うと、得点を取るために自らプレイをする人です。
ビジネスの場で言うと、分かりやすいのは「営業担当」、いわゆる「売上を獲得する人」です。
また、営業担当でなくても日々のタスクを実行していく人達も含まれます。

では「コーチ」の役割はどうでしょうか？
スポーツの世界で言う「コーチ」は自らプレイはしません。
コーチの役割は、プレイヤーの強みを引き出し最大限に活かすこと、そしてプレイヤーが程よいモチベーションを維持できるよう、サポートすることです。
ビジネスの世界ではどうでしょうか？
ビジネスの世界で「コーチ」の立場と言うと、プロジェクトチームのリーダーや課長や部長など、いわゆる「管理職」の立場にいる人達です。
この人達は、自らどんどん売上を獲っていくというよりは、チームの後輩・部下達が活躍できるようサポートしたりモチベーションを維持したり、そのような役割を担っています。

あなたは社内の昇格試験を受けることになりました。
昇格試験に合格した後、あなたを待っている仕事、あなたの役割を想像してみてください。
今までは自ら成果を出していくことは苦手だったけれども、後輩や部下達の個々の強みを引き出し活かし、仕事へのモチベーションを維持するために彼らをサポートする、そして部下達の成果の喜びを共有する。
そんな自分の姿に、ワクワクしますか？
また、自らが経験してきた「成果がなかなか上がらない」ことに対する悩み。
同じ悩みを持っている後輩や部下達に、自らが経験してきたことだからこそ、心の内や苦しみに共感してあげることができるのだと思います。

今回は、クライアントからの「職場での自分のポジションが変わることへの不安」のご相談をお受けしたのでビジネスシーンを例に挙げて、プレイヤータイプとコーチタイプのお話しをしました。
このタイプ分けはビジネスシーンのみならず、家庭内や交友関係など日常でも取り入れることができます。
「私は〇〇が苦手だから、〇〇もできないだろう」そんな思い込みは一旦脇に置いてみて、新しいことにチャレンジしてみてください。

自分でも見つけられてなかった、あなたの「才能」と出逢えるかも知れません。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに！